伝統的ヨガ クンダリニーヨガ(Kundalini yoga)
クンダリ二ーヨガとは、ヨガの中でも完成度の高いヨガであるとされています。
ムーラーダーラに眠るというクンダリニーを覚醒させ、身体中の気道やチャクラを活性化させる、悟りを目指すヨガのことをいいます。
クンダリニー・ヨガとは、マントラを使った瞑想で身体と魂と心の融合を図る、気づきのヨガです。
密教の軍荼利明王は、そのクンダリニーを象徴化したものです。
クンダリニー・ヨガは別名ラヤ・ヨガとも呼ばれています。
クンダリニーの上昇を感じたからヨガが成就したというわけでなく、その時点ではまだ初期の段階に過ぎません。
クンダリニー・ヨガはトップアスリート達にも注目されています。
特に、「火の呼吸」と呼ばれる呼吸法は格闘家に愛用者が多いようです。
火の呼吸とはクンダリニー・ヨガ特有の呼吸法のことをいいます。
火の呼吸は短時間で酸素を取り入れ毛細血管まで循環します。
そうすることで、そのポスチャー(動きの型)の効果をより引き上げる力があります。
クンダリニーヨガは、自己流で単独実践するには危険が伴います。
なぜなら、クンダリニーが一旦上昇を始めると、本人の力だけではそれをコントロールできなくなることがあるからです。
クンダリニーが上昇して頭部に留まってしまい、それを再び下腹部に下げることも、頭部から抜けさせることもできなくなったりします。
つまり、発熱や頭痛、またそれが長期に渡ると、脊髄を痛めたり、最悪の場合精神に異常を来すことさえあるのです。
従ってこのヨガは、自己流又は単独実践は避け、自身がクンダリニーの上昇経験を持ち、且つそれを制御できる師、に就いて実践すべきとされています。


